①-06 特定技能試験とは?外食業の試験内容と出題傾向を解説
「特定技能って試験が必要って聞いたけど、どんな内容?」
「受かるのって難しいの?」
そんな疑問をお持ちの外食業の皆さまへ、今回は
**特定技能1号の試験(外食分野)**について、
内容や出題傾向をやさしく解説します!
■ 特定技能試験って何のためにあるの?
特定技能制度では、単に「働きたい」と言うだけでは働けません。
その人がちゃんと現場で働くための知識やスキルを持っているかどうかを確認するために、
**「技能評価試験」と「日本語試験」**の2つに合格する必要があります。
■ 外食業に必要な2つの試験
✅ ① 外食業特定技能評価試験(技能試験)
- 実際の外食現場に必要な基礎的な業務知識を問う筆記試験です
- 試験形式:多くはCBT形式(パソコン上の選択式)
- 問題は全て日本語で出題されます
▼ 試験の出題範囲(一部)
- 接客マナー、オーダー対応、レジ業務
- 調理補助、衛生管理、食材管理
- 店舗内の安全ルール、清掃方法など
「即戦力」まではいかなくても、
現場の基本を理解している人材かどうかを見極める試験です。
✅ ② 日本語試験(どちらか1つに合格すればOK)
- 日本語能力試験(JLPT) N4以上
- 国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic) A2以上
▼ N4レベルの目安:
- 日常的な会話や指示がある程度理解できる
- メニューやマニュアルをある程度読める
当社では、日本語教育もセットで提供しているため、
日本語がある程度使える方のみをご紹介しています。
■ 合格率はどれくらい?
外食試験の合格率は、おおむね50〜60%前後。
事前にしっかり対策をすれば、合格は十分可能です。
私たちのベトナム拠点では、試験対策講習を実施し、実践練習も行っています。
そのため、試験合格+現場対応の両方に強い人材をご紹介できます。
■ 試験はどこで受けられる?
- **外食業の特定技能試験は、ベトナムでは実施されていないため、(カンボジア・タイなど)**で定期的に開催
- 日本国内でも一部開催されています(在留外国人向け)
- 試験日は不定期なので、受験のタイミング調整が重要です
■ まとめ:試験に合格した人は「現場の基本」ができる
特定技能試験に合格した方は、
・外食現場で必要な最低限のスキル
・ある程度の日本語理解力
を身につけている、ということになります。
つまり、「ゼロから教える」のではなく、
ある程度のベースがある人材を採用できるという安心感があるのです。
当社では、試験合格者のみを対象に、さらに現地での実地研修を行っています。
「試験に合格しただけでは不安…」という方も、ぜひ一度ご相談ください!