②-08 採用面接でチェックすべきポイントと質問例

「面接でどんなことを聞けばいい?」
「日本語力や人柄をどう見極めればいいの?」

特定技能の外国人材を採用する際、オンライン面接が主流となっている今、
限られた時間の中で“働く姿”をイメージできる質問が重要になります。

今回は、飲食店向けの面接で使えるチェックポイントと質問例をご紹介します!


■ 面接前にチェックしておきたい準備ポイント

  1. 事前に職場の動画や仕事内容を共有しておく
     → ミスマッチを防ぎ、応募者側の理解も深まります。
  2. 履歴書+コンピテンシーテスト結果+研修動画の確認
     → 面接では「確認」より「深掘り」に時間を使えます。

■ 面接でチェックすべきポイント

チェック項目見るべき内容
日本語レベル質問の理解力、返答の自然さ、単語の選び方など
笑顔・受け答えの丁寧さ接客に適しているか、人あたりの良さ
経験の内容と期間飲食経験があるか、業務内容の理解度
対応力・柔軟性困った時の対応、変化にどう適応できるか
勤務条件との相性シフトや勤務地の希望が現場にマッチするか

■ よく使われる質問例

✅ 基本的な質問

  • 「今までどんな仕事をしてきましたか?」
  • 「その中で一番大変だったこと、工夫したことはありますか?」
  • 「この仕事に応募した理由を教えてください」

✅ 日本語理解を見る質問

  • 「お店が忙しいとき、どんなふうに動きますか?」
  • 「この料理をお客様に出すとき、何に気をつけますか?」

※難しい言葉を避け、会話レベルの表現で質問するのがポイントです。

✅ 人柄や協調性を確認する質問

  • 「職場で人間関係がうまくいかないとき、どうしますか?」
  • 「初めての仕事に入るとき、不安に思うことはありますか?」

■ 当社では「動画+コンピテンシーテスト」で事前確認が可能

当社では、

  • 研修中の業務動画
  • 日本語レベルテスト(N4以上)
  • コンピテンシーテスト(性格・思考タイプ)
    を組み合わせて、面接前に人柄とスキルの“見える化”を行っています。

そのため、面接では「現場との相性」や「考え方の深掘り」に集中していただけます。


■ まとめ:面接での見極めが定着への第一歩

面接は「見抜く場」というより、
「職場とマッチするかを確かめる対話の場」。

  • 丁寧な説明で安心感を与える
  • 応募者の“言葉にならない部分”を引き出す
  • その人が働く姿を想像する

そういった視点が、長く活躍できる人材との出会いにつながります。