③-01 採用面接時に確認すべきポイントと質問例
「ベトナム人の特定技能人材を面接するけど、どこを見ればいいの?」
「どんな質問をすれば、働きぶりや相性がわかる?」
面接は、受け入れ後のミスマッチを防ぐための大事なステップです。
ここでは、飲食店が特定技能人材を面接する際に確認すべきポイントと、実際に使える質問例をわかりやすくご紹介します!
■ ✅ 面接で必ず確認したい“5つのポイント”
ポイント | 確認内容 |
---|---|
① 日本語レベル | N4合格済か/話すスピードと聞き取りの反応 |
② 飲食経験の有無 | 母国での経験、日本でのアルバイト経験など |
③ 接客への抵抗感 | 人前で話すのが好きか、ホール希望か |
④ 勤務地・シフトの希望 | 住居との距離、夜勤や週末勤務への対応可否 |
⑤ 性格や人柄 | 表情、受け答え、責任感・協調性があるかどうか |
■ 🗣 面接で使える質問例(実用向け)
✅ 経験・スキルに関する質問
- 「これまでどんな飲食店で働いたことがありますか?」
- 「キッチンとホール、どちらの仕事が得意ですか?」
- 「盛り付けや野菜カットはどのくらい経験がありますか?」
✅ 性格・適応力を見る質問
- 「チームで働くのは好きですか?」
- 「忙しいときに何を優先して動きますか?」
- 「わからないことがあったら、どうしますか?」
✅ 日本語力の確認
- 「昨日の夜ごはんは何を食べましたか?」
→ 日常会話がどれくらい通じるかを見る - 「この料理をどう作るか、説明してもらえますか?」
→ 専門用語や業務用語の理解度をチェック
■ ✅ オンライン面接の場合の注意点
- 通信環境の事前確認(ベトナム側との面接時)
- 質問は短く、ゆっくり
- 表情・間の取り方・視線など、非言語の反応にも注目
- 録画できると見返しに便利
■ ✍️ 当社で面接前に提供している情報(例)
- 事前のスキルチェックシート(業務レベル)
- 作業動画の共有
- 希望ポジション/勤務可能条件の一覧表
→ これらがあると、面接時のすり合わせが格段にスムーズになります!
■ まとめ:面接は「できること」より「合うかどうか」を見る場
- 日本語やスキルよりも、協調性や柔軟性を重視して見るとミスマッチが少ない
- 事前情報+質問で、“現場で活躍できそうか”を見極めよう
- あいまいな受け答えには追加質問を!(通訳が入る場合も注意)