①-01 特定技能とは?制度の全体像をわかりやすく解説
近年、飲食業界では「人が足りない!」という声があちこちで聞こえます。
そんな中、注目されているのが 「特定技能制度」 です。
でも、「聞いたことはあるけど、よく分からない…」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、初めての方でもわかるように、特定技能の全体像をやさしく解説します。
■ 特定技能って何?
特定技能とは、日本で人手が足りていない14の業種で、一定のスキルを持った外国人が働けるようにした在留資格のことです。
2019年にスタートした比較的新しい制度で、外食業もその対象となっています。
「技能実習」と違い、“労働力確保”が目的なので、即戦力となる人材を受け入れやすいのがポイントです。
■ どんな種類があるの?
特定技能には、主に2つの種類があります。
- 特定技能1号
→ 基本的なスキルを持っていて、現場で働ける人。
最大5年間、日本で働くことができます。 - 特定技能2号
→ より高度なスキルや経験を持っている人。
在留期間の制限がなく、家族も呼ぶことができます。
※外食業は、日本での管理職経験が必須要件であるため、現在は、ほとんどいない状況です。
■ 外食業では、どんな仕事をしてもらえるの?
調理、接客、洗い場、清掃など、店舗内のほとんどの業務を任せることができます。
一部の専門職(事務専業)などは対象外ですが、日常の現場で必要な人材を補うには十分な制度です。
■ どうやって採用するの?
特定技能人材を受け入れるには、
- 対象者が「特定技能試験」に合格していること
- 企業が所定の条件を満たしていること(例:支援体制、労働条件など)
が必要です。
採用には、登録支援機関を通じて行う方法や、企業が直接支援体制を整える方法があります。
■ まとめ
特定技能制度は、飲食店にとって頼もしい制度です。
「人手が足りない…」「でも質の高い人材が欲しい…」という悩みを解決する可能性があります。
もちろん、制度にはルールや手続きがあるため、信頼できるパートナーと進めることが大切です。
当社では、ベトナムで現場経験を積んだ人材を紹介しています。
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